こんにちは。フロー管理をしている関根です。
突然ですが、近年、耳にするようになってきた「アンガーマネジメント」という言葉、ご存知でしょうか?
アンガーマネジメントとは怒りを管理することです。つまり、アンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメント(上手に付き合う)するとは、怒りのエネルギーをもっとボジティブに、というとっても前向きな考え方なのです。余談ですが、世界で活躍するスポーツ選手たちも、怒りやネガティブなパワーをポジティブなエンジンに! と、アンガーマネジメントのメソッドに近い感情のコントロールを用いていると言われています。そこで、今回は怒りとの付き合い方について、少しだけご紹介します。
振り返ってみると、この言葉を聞くまで、怒りに関して誰かに教えてもらうこともなかったですし、向き合うことはなかなかなかったのではないかと思います。私もグループ会社であるDS&Cからアンガーマネジメントについて教えてもらい、考え方の基本を知ることができました。簡単に結論を言うと、自分のメンタルヘルスと密接に関わっていると感じました。また怒りをコントロールすることは、良好な対人関係を築くことでもあり、管理職の方で言えば、人材マネジメントの視点においても「怒り」という視点をどう捉えていくかは重要だとも感じました。
間違ってはいけないのは、怒りを我慢しろではなく、うまくそのパワーと向き合い、違う形でアウトプットさせるということです。例えば、
「思い通りにならなくてイライラ・ムカムカ」
「一時的にカッとして物や人にあたってしまう」
「怒りによる行動で、人を傷つける」
これらを見てもわかるように、怒りの矛先は、自分以外に向けます。
周囲からも、「イライラしていて怖い」「相談しにくい」などと思われマイナス効果になります。怒りをコントロールできるようになれば、周囲から、「いつもイライラしている」「相談しにくい」という風に思われなくなり、対人関係が良好に向かっていきます。でも実際に怒りを感じる場面に立ったら、そんな流暢なこと言ってられないと思いますよね?
でも怒りって、ピーク6秒が最高潮で、それからは下がっていくものらしいです。
6秒をやり過ごせば怒りに任せて衝動的に行動しにくくなるとのこと。
6秒って長いと感じるかもしれませんが、深呼吸をゆっくり3回程度、そのぐらいの時間です。各自が苦でない方法で、6秒間待つことができれば、ピークは過ぎていきます。
私は専門ではないのでユーザーとしての感想ですが、グループ会社のDS&Cにはもっときちんとご紹介できるスタッフがいますので、お問い合わせください。ぜひ、一度、怒りというものと向き合うことをオススメします。皆様も、怒りのパワーをうまく前向きなエネルギーに!