こんにちは。営業担当の田口です。
今回は、私が最近読んだおすすめ本の紹介をしたいと思います。タイトルは、「超一流の雑談力」です。2016年上半期ベストセラーランキング(オリコン調べ・ビジネス書部門)第1位の作品です。
発売日:2015年5月22日
出版元:文響社
著者:安田 正
http://bunkyosha.com/book/9784905073154
手に取ったきっかけは、会社帰りに書店に立ち寄り、「話題の書籍」コーナーで見かけたことでした。確かに、「出来る営業」の方々はみなさん、天気の話からはじまり、趣味の話、業界の最新情報…などなど、とても自然に雑談をしているよなぁ、と思い、私も少しでも近づきたい!と思い、購入しました。
読み始めてみると、まず初めに雑談の始め方のポイントが書かれています。
「人の評価は会話開始1分で決まる」
…よく聞く話ではありますが、具体的には、「軽い失敗談などの気安さを生むエピソード」や「芸能人もよく使うオノマトペ」(雨が「バーっと」降ってきて…など)の活用などがいいそうです。
確かに、相手を知りたいのであればまずは自分をさらけ出すことから、っていいますよね!確かに、逆の立場になったら、スマートな対応だとこちら側が少し緊張してしまうというか…心を開きにくいですよね。親しみを持っていただくというのはファーストコンタクトでとても重要な要素なんだと改めて納得しました。
また、テレビの「すべらない話」は大好きでよく観るのですが、千原ジュニアさんはじめレギュラーの方々はオノマトペを巧みに使っていますよね。淡々と事実を話すよりもより臨場感が出て、話に引き込まれていきます。こういった要素一つ一つが相手にとって心地の良いコミュニケーションになっていくのだと思います。
最後のほうには、雑談力を高めるために今日からできる心がけが紹介されています。特に実践したいのが、「インプットしたことを社内で話す、ウケる社内スピーチを考える」。
「雑談」とはいえ、やはり相手が欲しいのは「使える知識」。常に最新の情報をインプットすることはもちろん、話す練習を行わなければうまく話せないそうです。
私は毎朝通勤時に日経新聞を読むのが日課なのですが、「インプット」が目的ではなく、「スピーチをする」という視点で読んでみたところ、話の内容を順序立てて整理しながら読もうという意識が出てくるので、より理解度が深まるような気がします。営業の方々、ぜひおすすめです!(ついウトウトしてしまうときもあるんですけどね…)
当社では毎朝朝礼で営業担当が昨日あった出来事や共有事項を発表する機会があるので、その機会を利用して、「雑談力」をあげていきたいと思います!
このほかにもたくさんためになることが書いてあったのですが、またの機会にご紹介できればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!