制作事例インタビューVol.2/日立産機システム様②

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営業担当から「商談場面で説明がしやすい」と好評!

撮影NGの製造ラインをCGで表現し

製品の設置イメージが伝わるカタログを制作。

(産業用インクジェットプリンター/カタログ制作事例)

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日立産機システム様は、2002年に日立製作所の産業機器グループを母体として設立された、産業、社会インフラ分野で幅広く製品、サービス、ソリューションを提供されている企業です。私たち大伸社コミュニケーションデザインは、日立産機システム様の産業用のインクジェットプリンター「Gravis UX」シリーズのプロモーションとして、カタログ、Web、動画の制作をさせていただきました。今回は、本製品のカタログ制作をご担当なされた、株式会社日立産機システム 省力システム事業部 小野澤様にお話を伺いました。

 


2015年、全ての機能を向上させた

産業用インクジェットプリンターを発売。


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 (写真:小野澤様)

 

「Gravis UX」シリーズは家庭にある一般的なプリンターではなく、食品、飲料、化粧品、薬品、電子部品、自動車部品などに日付、ロット番号などを印字する産業用のマーキング装置です。本シリーズは、当社の従来品と比べメンテナンス性、省エネ性、環境性、そして印字スピードが飛躍的にアップしており、全ての機能を向上させることで、ユーザーの使いやすさを追求しました。また、私たちがこれまで販売してきた産業用インクジェットプリンターは世界でも活躍しており、約120カ国への出荷実績があります。

 


お客様が製品の設置シーンをイメージできるよう

工場ライン全体をCGで再現する提案を受ける。


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これまでの私たちのカタログは、機能訴求に関する文言ばかり羅列している点が課題だと感じていました。だからこのカタログは、「工場ラインで、製品がどのように使われているか」がビジュアルを用いて一目で伝わるものにしたかったんです。しかし、実際の工場ラインは機密情報が多く、見た目も決してキレイとは言えないので、撮影することが難しいんです。さらには、製品自体もシルバーの色をした箱のようなものなので見栄えもしないんですよ。そんな時に、DCDさんは、製品が稼働しているシーンをCGで表現するという提案をしてくれました。完成したCGは圧巻でしたね!私の望み通り、設置イメージが伝わるカタログになったと思います。

 


営業担当から「使いやすい」「分かりやすい」と

評判の販促支援につながるカタログが完成。


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 製品発売後、営業の先輩社員に「カタログの担当が小野澤さんに変わってから、分かりやすく、使いやすくなったね!」と声をかけてもらいました。その他にも、「PRすべき重点ポイントがターゲットに響くように作られていて、説明しやすくなった」と言っていました。社内の反応はとても良かったですね!

 


DCDの柔軟で粘り強い提案力・対応力に触れ

前任者がパートナーに選んだ理由に納得。


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私は前任者からこの仕事を引き継いだため、パートナーの選定には関わってはおりません。しかし、求めているものに対して適切な提案をしてくださるという点で信頼しているので、もし仮に自分が選定を行う立場だったとしても、同じくDCDさんをパートナーに選んでいたはずです。カタログを制作している最中には、時には2時間や3時間、長いときだと午後の時間をまるまる打ち合わせで拘束してしまうこともあり、ご迷惑をたくさんおかけしたと思います。ですが、どんなときでも私たちに真摯な態度で向き合い、期待以上のものを提案してくれるので本当に頼りになる存在です!

 


カタログ以外にも、Webサイトと動画もDCDが制作しました


<Webサイト>

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http://www.hitachi-ies.co.jp/extra/lp/

 

<動画>

 


今回、プロモーションを担当した製品はこちら


インクジェットプリンター「Gravis UX」シリーズ

 

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日立独自の「溶剤低消費システム」により、溶剤(補力液)消費量50%削減*を実現し環境性能を向上しました。また、製造工場におけるIoTに役立つEthernet通信を標準搭載しています。さらには、インクや補力液ボトルをカートリッジ化し、使いやすさもアップしました。

 

*日立産機システム従来機種とUX-Eとの比較。20℃ 1067Kインクの場合、自社測定条件によるデータUX-B、UX-Dの場合は約30%削減となります。

 


取材にご協力いただいた、株式会社日立産機システム


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日立製作所グループの基幹を担われる産業機器メーカー。主に工場で活躍する製品を製造販売しています。日立グループの一員としてそのアドバンテージを活かし、産業から社会インフラまで幅広い分野への機器、サービス、ソリューションを一括してご提供。ただものを売るのではなく、製造から販売、アフターケアまでトータルで提供できるところが強みであり、工場、サービス、営業が社内に揃っているという体制が、それを実現されています。

http://www.hitachi-ies.co.jp

 

20173月に取材しました

 

Topics: 制作事例, お客様インタビュー


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