こんにちは。営業 内山です。1/18の記事では、チャリティーカレンダープロジェクトで活用している「クラウドファンディング」について簡単にご説明しました。今回からはその続編として、クラウドファンディングを実施する上での大きな流れと私なりのポイントを、2回に分けてご紹介したいと思います。
チャリティーカレンダープロジェクト クラウドファンディングページ
1.はじめに、どのサイトでクラウドファンディングを実施するか検討します。
クラウドファンディングには、購入型(報酬型)・寄付型・金融型があります。
・購入型(報酬型)
応援者がプロジェクトに出資し、そのリターンとして商品やサービスが提供されるタイプ。
私たちのプロジェクトはこれに該当します。
・寄付型
応援者がプロジェクトに投資した金額は、あくまでも寄付となり、リターンはありません。
・金融型
応援者が企業などに出資し、そのリターンとして金銭や株式が提供されるタイプです。
私たちは、寄付だけでなくビジネスとしてこのプロジェクトを続けていきたいと考えていたため、購入型のクラウドファンディングを選びました。
購入型のサイトには、CAMPFIREやMakuake、KICKSTARTERなどがあります。認知度が高まっているふるさと納税「ふるさとチョイス」もこの一種ですね。数あるサイトの中から、私たちはMotion Galleryというサイトを選びました。理由としては、手数料が10%と低水準だったことと、クリエイティブなプロジェクトが多く、応援者の方々もそういったプロジェクトへの支援に理解のある方が多い、ということがあげられます。
クラウドファンディングを始めようとされている方がいましたら、下記サイトが比較するにあたりわかりやすいかと思います。
▼ランクラウド: クラウドファンディング比較ランキングサイト
http://runcrowd.jp/?gclid=CjwKEAiA2OzDBRCdqIyIqYaaqQoSJABeJZdiaoT2y200yjPXGxHigP7Qg8fR7_hrA-5kOGFPbxpg_xoC-ATw_wcB
2.次に、公開するための審査書類を仕上げます。
サイトが決まってアカウントを作成したら、プロジェクトを公開するための運営会社による審査がありますので、プロジェクトの目的や達成したい目標額と結果、アピールポイントなどの整理を行います。
審査通過には、強い目的意識や達成に向けた意欲が必要です。あとは、それがより相手に伝わるよう、申請書類の書き方を工夫することがポイントになります。はじめての経験ということもあり、初回は審査を通過するのに一苦労でした、、
審査に必要な情報は実施するクラウドファインディングサイトによって異なり、難易度も変わってきますが、複数回の事務局とのやり取りをクリアすれば無事スタート!となりますので頑張って乗り切りましょう!
3.審査を通過すれば、いよいよプロジェクトのスタートです!
プロジェクトの投稿にあたり、掲載する文章や写真・動画などの素材はとても重要です。見せ方の工夫によりプロジェクトの成功可否が決まる、と言っても良いくらいなので、成功しているプロジェクトの打ち出し方を参考にしながら進めると良いかと思います。
私たちの場合は、今まで実施してきたプロジェクトの取り組み内容が伝わりやすいよう、写真を多く掲載することを心がけました。「震災遺児・孤児は約1,700人。子ども達の進学には、約40億円が必要です。」など、数字で出せる情報はきちんと打ち出すことも重要なポイントになります。
チャリティーカレンダープロジェクト クラウドファンディングページ
私たちは出来ず終いでしたが、動画素材は応援者の目をひくコンテンツなので取り入れると良いと感じます。
前編はここまで。後編では、プロジェクトを公開してからの流れについてご紹介します!