突然ですが、普段、どんな風に椅子に座っていますか?ビジネスマンを対象に過去に行われた調査記録で、約30%の人が腰痛持ちという結果もありました。少し前の調査結果ではありますが、現代病みたいなもので、腰痛に悩む人は多いと感じます。
そんな私自身、季節の変わり目は筋肉が硬直しやすい体質と診断され、週に1度は接骨院通いなどを心がけています。私の場合、腰だけでなく、肩、背中、そして目にも疲労がたまっている状態と診断され、体のメンテナンスを心がけています。
さて、冒頭にも書きましたが、まずは腰への負担に関して。
質問です。どの姿勢の時が、一番負担がかかると思いますか?私自身、あまり想像していませんでしたが、立っている時よりも、座っている時の方が大きいそうです。素人のため説明がざっくりになってしまいますが、立っている時は体全体に分散されますが、座っている時は腹筋がゆるむために頭や上半身の重さ、動きを支えるための負荷が分散せずに、首、背中、腰などに負担がかかるからのようです。
「分散」という意識、日頃ないですよね?仕事ではデスクワークが多い方がたくさんいらっしゃると思います。このブログを今まさに読んでいただいている皆様の姿勢も、もしかしたら、少し猫背気味かもしれません。パソコンを覗く姿勢はどうしても少し前かがみになりますので。片肘をつく、脚を組む、背中を丸める(パソコンの画面を覗く姿)など日頃やっていることも、体を歪め、少しずつ負担をかけているそうなので、気をつけてください。
そこで、どんな風にしたら体のバランスを保てるのか、負担をできるだけかけずに済むのか、よくある話ですが、やはり運動が大事とのこと。ですが、なかなか運動をする時間を作れない方も多いと思うので、気づいた時にできる予防法を私が通っているところの先生に伺いました。まずは「椅子の背もたれにもたれすぎないこと」と言っていました。もう少し詳しく聞くと、「座る時ってどこで座りますか?」と聞かれました。私は「お尻では?」と答えました。すると、その意識だと、疲れやすい座り方になってしまうと言われました。さらに聞いてみると、実は足の使い方への意識が大事だそうで、お尻一点にかかっている重心を足にも分散させ、お尻と左右の足裏の三点で体を支えられるようにする。そんな風に答えていただきました。ここでも「分散」でした。ただこれも日頃の意識による予防であり、「やはり日頃の適度な運動ですよ」と言われました。体は働く上で資本です。それぞれのやり方で、皆さんも体のメンテナンスをしてあげてください。腰の話と外れますが、体にいいことをという意味では、暑い夏だからこそシャワーだけでなく、湯船に浸かることも体を休める手段の一つです。
最後になります。ブログで書いたことは私が聞いたことなどをまとめたものであり、いろいろなご意見があると思いますので、参考程度にしていただき、このブログをきっかけに、専門医の方などの指導を受け、体へのメンテナンスの一歩としてもらえれば幸いです。