イベントレポート「オトノバ 音を体感するまなび場」に行ってきました

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こんにちは。広報 吉田です。本日は8月31日(木)まで開催されている展示会をご紹介します。みなさん、京王新線初台駅(東京都)に降りたことはありますか?実はこの駅、「新国立劇場」や「東京オペラシティ」などの文化施設と直結しているんです。今日は、東京オペラシティタワーの4階にある「NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)」で開催中の「オトノバ 音を体感するまなび場」をレポートします。

 

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こちらの展示会は、「オトノバ(音の場)」と題して「耳」だけでなく、五感を使って音を感じられる作品が展示されています。会場の中はこんな感じです。作品はすべて体験することができます。

 

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まず入って一番に目につくのは、向かって左側のシマシマです。これ、実はベストなんです。早速着てみました!

 

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「ストライプト・セッションズ」

 

 似合ってますか?(笑)これを着て歩くと、ある音が聞こえます。シマの太さが異なるベストが何着か用意されており、太さによって音が変わるんです。どんな音がするか、どんな仕組みで音が鳴るのかについてはぜひ、会場でお確かめください! 

 

続いて紹介するのは、私が最も長時間楽しんだ作品です。

 

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「パフューマリー・オルガン」 

 

私は中学3年生までピアノを習っていたため、会場が空いていることをいいことに一曲弾こうと思いました。しかしいざ弾いてみると・・・。音が出る鍵盤と出ない鍵盤があるんです!ポカーンとして鍵盤を叩いている私をみて係員の方が、駆け寄ってくれました。どうやら、このオルガンは普通のオルガンではないそう。音だけではなく香りも奏でる「パフューマリー・オルガン」という作品なんです。

 

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各白鍵は様々な香りと紐づいており、例えば、ソの音を弾くと「オレンジフラワー」、高いレの音を弾くと「アーモンド」の香りがするような仕組みになっています。そして黒鍵を弾くと扇風機が回り、より香りが広がります。もちろん、和音にも対応しており、複数の音を一度に弾いてもOKです。個人的には、ジャスミンの香りが好きでした。音と同様に、香りにも軽い・重いというものがあり、それをこちらの作品では表現しています。

 

その他にも、「音」というものを全身で楽しむことができる作品が展示されておりました。

 

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「ラタタップ」

 

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 「タッチ・ザ・サウンド・ピクニック」

 

今回の展示はキッズプログラムとのことでしたが、大人も十分楽しめる内容でした。ご年配の方もいらっしゃいましたよ!これが無料で楽しめるなんて、ありがたい限りです。

 

その他、ICCでは同時開催で他の展示会を行なっていました。また、東京オペラシティタワーには、コンサートホールだけではなく、高層階には展望レストランが、低層階にはランチができそうなレストランやカフェなどが入っていました。休日の過ごし方で迷っている方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

 


オトノバ 音を体感するまなび場(公式サイトより引用)


会期:2017年7月15日(土)—8月31日(木)

会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA

開館時間:午前11時—午後6時

休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),保守点検日(8月6日[日])

入場無料

http://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2017/icc-kids-program-2017-oto-no-ba-sound-digging-with-the-senses/

 

Topics: コラム, レポート


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