消しゴムはんこで年賀状

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 こんにちは。編集制作の守谷です。

 ついこの間2017年になったと思っていたら、あっという間に2017年も終わろうとしています。

皆様にとってどんな1年になったでしょうか?

私の2017年は大伸社に入社し、新しい生活をスタートした記念の年になりました。

自分がいま仕事を頑張れるのも、家族や友人のおかげ。今年も感謝の気持ちを込めて年賀状の準備をはじめました。数年前まではIllustratorやPhotoshopで作成したデータを自宅でプリントしていましたが、数年前から『消しゴムはんこ』をつくるようになりました。1枚1枚感謝の気持ちをこれでもか!と込めています。

以下私の作業手順をまとめました。あくまで自己流なので参考程度にしていただけると幸いです。

1.年賀状のデザインを考える

コピー用紙などに年賀状のデザインを書き起こします。このときに年賀状のサイズにフェルトペンで枠を書いておくと、何度書き直しても枠が残るので便利です。

この作業をPCでおこなってもOKです。

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2.消しゴムはんこに転写

手書きの方は紙を裏返してこすると直接転写できますし、転写をきちんとしたいという方は一度トレーシングペーパーに転写してから消しゴムはんこに転写します。

PCでデータを作成した方はプリントしたものを除光液などで転写してください(くわしくは『消しゴムはんこ 除光液 転写』で検索してください)。

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3.彫る!彫る!彫る!

あとはとにかく彫ります。彫刻刀は三角刀1本でも彫れますが、私は面積の多い場所や細かい部分を彫るために5本ほど買い揃えています。

彫る面積が広い部分は大胆に、絵柄が細かい部分はゆっくりちょっとずつ彫っていきます。

私は彫る面積をなるべく減らしたいので、作業前に消しゴムを適当なサイズにカットします。

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約2時間で2版分の消しゴムはんこをざっくり彫り終えました。彫る作業に時間がかからないのが、私にとって消しゴムはんこの魅力のひとつになっています。

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4.試し押しをしながら仕上げ彫り

消しゴムはんこは押すときにぐにゃりと曲がることがあるため、彫りが甘いと仕上がりにいらない部分にもインクがついてしまいます。自分で『これでOKかな?』という段階まできましたら、試し押しをして仕上がりを確認します。

丸で囲んだ部分は不要な絵柄なのでさらに彫って修正しました。画像右隅の落款印(事前に作成済)が大きかったので、本番は小さいものにします。

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5.完成!

今回は2色刷り&小さめの落款印を押してみました。落款印は毎年使い回せますし、年賀状以外でも使えるので作っておくと便利です。

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消しゴムはんこや彫刻刀は画材屋さんで簡単に手に入ります。彫刻刀を使用するので小さいお子さんには彫る作業は難しいかもしれませんが、お子さんの描いた絵を大人が彫って、お子さんがはんこを押す係になるなどすれば家族で楽しい共同作業になるのではないでしょうか?

 

簡単で世界に一つの消しゴムはんこづくり、ぜひお試しくださいませ♪

来年もよろしくお願いいたします!

Topics: DCD, Tips


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