皆さま、はじめまして。
編集オペレータの堀上です。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
年が明けて心機一転、今年も新しいことにチャレンジしていきたいと思っています!
さて、今回は200~300ページ規模のカタログをInDesignで作る時に行っている“データ結合”というものを紹介します。
“データ結合”とは??
Excel等の表計算ソフトや各種データベースソフト等から
作成できるCSVファイル(もしくはタブ区切りテキストファイル)を
InDesignに読み込ませて、簡単な自動組版が行える機能のことです。
今回は、このデータ結合を使って、下のような子組のデザインに、データを一気に流し込み、複製してレイアウトする仕組みをご紹介したいと思います。
前もって、一手間加えるだけで、「あっ!」というまに作業が終わる便利な機能なんですよ、これが。
まずは、CSVファイルを作成する前に、Excelにてスペック情報を、各項目に流し込める形態に整理します。
それから、InDesignの“データ結合”を使って、それぞれの項目に先ほどのCSVデータを埋め込んでいきます。
埋め込んだものが、下の状態です。
<< >>で区切られ、データが埋め込まれているのが分かります。
そして、レイアウトのマージンに合わせて、複製する列・行の間隔を指定。
あとは、「OK」を押すだけ!!
すると、あっという間に文字・配置画像のスペック情報が流し込まれました。
続いて、スクリプト(自動処理を行う簡易プログラミング)を使って画像を流し込み、文字の溢れを調整します。
そして、ページレイアウトデータに全選択してコピー&ペーストします。
完成です! あっという間だったでしょ?
いつものことながら、感動の一瞬です。便利な時代になりましたね。
この方法でデータを作成すると、早く!正確!に、情報を伝えることができます。
このように日々いかにして、データを早く正確に作れるかを模索しているオペレータ堀上です。
ブログを読んでいただいた方で、『もっといい方法あるよ!』みたいなご意見ドンドンお待ちしております。
夢は、全国3000万のオペレータ(笑)でデータ作成のツボを共有していくことです。
そんなサイトがあればいいなぁ~。
それでは、次回お楽しみに!!