夫が在宅勤務をしてみたら

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こんにちは。営業サポートチームの土屋です。

突然ですが、みなさんは在宅勤務の経験はありますか?DCDではまだ在宅勤務の制度はありませんが、たまに家で仕事をできたらとっても便利だなと常々思っております。

 

ここ最近在宅勤務を導入したという企業も多いですが、夫の企業は導入に向け前向きに検討中のようです。前々からイクボス研修や男性の育児休暇取得を促進するなど、社員が働きやすいような環境づくりに力を入れている企業なのですが、今年の8月から在宅勤務をテスト導入しました。試してみたいという希望社員を募り、希望者は月に1回以上在宅勤務をするというもので、夫も手を挙げ、在宅勤務を月に数回することになりました。在宅勤務するにあたっての環境やルールは以下のとおりです。 

 

■インフラ面

・もともと社員全員にスマホを配布済み。家でも内線の受発信が可能。支給されたスマホから会社のイントラに接続でき、申請や事務処理などは外出先からでもできます。

 

・在宅勤務者にPCを配布。PCから会社のサーバーに接続可能のため、基本的には会社と同じインフラ環境。スマホ、PCともにもちろんセキュリティ対策はしっかりとられています。

 

■ルール面

・勤務時間と残業について

通常9時就業開始のところ、在宅勤務の場合は通勤時間を考慮して8時から9時の間に開始して良い。原則残業は禁止。

夫は8時から就業を開始し16時に終わらせて、以降は家事や育児をしてくれます。

 

・業務内容の報告

業務内容の報告は効果測定もかねて一日の流れをエクセルに記入して簡単に報告する。

 

実際に8月から在宅勤務を数度経験してみて、実施回数とメリット、デメリットを以下にまとめてみました。

 

■実施回数

8月2回、9月3回 実施済み、10月は2回の予定

 

■メリット

・出勤時間がゼロ。夫は片道1時間少しかかるので、2時間以上時間を節約できる。

・周りに人がいないので、業務がはかどる。

 

■デメリット

・社内打ち合わせや外出がなく、残業を絶対にしない日(原則残業禁止のため)となると、かなり限られた日にしか実施できない。実際8-10月は月2回程度が限界。繁忙期は2回以下となる可能性大のため、在宅勤務時の残業を認めてほしい。

・会社内では口頭で済む話をすべてメールにするため、短文のメールの数がとても増える。充実したチャット機能を使えたら、解消されるのではないか。

 

もともと家事、育児にはとても協力的な夫ですが、それでも夕方のお迎えや家事&育児は時短勤務している私がほとんど対応しています。しかし、この在宅勤務制度の日は通常の出勤時間を家事にあててくれたり、保育園での都合をつけてくれたりして、何より私がとても助かりました。

 

このテスト期間は今年度の3月までで、上記に書いた改善点などは都度フィードバックしているとのこと。その課題を洗い出した後に本格運用となるようです。

 

色々な企業が在宅勤務を導入して、家族で触れ合える時間や自分に使える時間が増えるといいなと思います。私もしてみたいなぁ。

 

Topics: コラム, 休日・家族


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